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独立起業をしたいと考える人が、最も躓きやすい点はご存知ですか?
それは「ビジョン」です。

「独立起業をしたい」が先にたってしまい、「肝心のビジョンが描けない…」なんて人は珍しくありません。

ビジョン(vision)を日本語にすると、以下のように訳すことが出来ます。
vision:視覚、先見、洞察力、見通し、構想、展望、空想、素晴らしい光景、画像、映像

独立起業後の将来像が「空想」で終わらず、「素晴らしい光景」となるためにも、明確なビジョンは重要です。

2つのビジョン

ビジョンには
(1)理念としてのビジョン
(2)計画としてのビジョン
の2つがあります。

(1)理念としてのビジョン
つまりあなたのビジネスの「展望」や、ビジネスが成功した暁の「素晴らしい光景」ですね。
あなたが目指したい・目指すべきゴールとも言えるでしょう。
理念としてのビジョンを明確にすることで、「自分がどこへいくべきか?」が明確になります。
少々道に迷ったり道草したりしても、明確なビジョンがあれば、無事ゴールにたどり着けることでしょう。

立派な企業理念を作る必要はありませんが、文章にしておくことで自分が何を目指しているのかが明確になります。
いくつか企業の事例を紹介しましょう。

人々の暮らしを豊かに(日産)
夢へのチャレンジとその実現で、世界に喜びと感動を(ホンダ)
自然を、おいしく、楽しく(カゴメ)
すべては人々のために(吉野家ホールディングス)

世の中には、任天堂のように企業理念をあえて設定していない会社もあります。
これは、時代に合わせた柔軟な対応を目標としているからなのであって、決して目的・目標なく仕事をしているのではありません。

また、企業理念を設定してはいませんが、経営方針がないわけではありません。
任天堂は「体験したことのない遊びの世界の提供を重視している」と経営方針に書いてあります。
つまり、これが軸となって会社の事業が展開されているのですね。

(2)計画としてのビジョン
あなたのビジネスの、今後の「見通し」や、これからの「構想」をしっかり作りましょう。
そのためには「理念としてのビジョン」というゴールが必要です。
ゴールを目指すために、どのような戦略でいくのか?
「計画としてのビジョン」とは、会社としての事業計画でもあります。

事業計画を作成するうえで最初に考えたいのは、あなたの目指すもの、つまり「理念としてのビジョン」です。
ゴールを設定せずに、有効な計画はたてられません。
ゴールの設定には「時間をかけすぎじゃないか…」と思うくらいしっかり時間をかけましょう。

例えば登山をする場合、どの山に登るかを決めないと、準備も登山計画も出来ませんよね。
山を決めないで適当に登山の準備をする登山家は、まずいないでしょう。
下手をすれば命にかかわるのですから。

こう考えると、いかにゴールの設定が重要かがお分かり頂けるかと思います。

フランチャイズでもビジョンは重要

フランチャイズ開業の場合、FC事業を行なっている会社に既にビジョンはあります。
ですから、「自分自身にビジョンがなくてもいいや」と思ってしまいがちですが、これは間違いです。

確かに、本部の方針に従う必要はありますし、本部とかけ離れたビジョン設定は出来ません。
ですが、本部のビジョンがあなたのやりたいこととかけ離れていた場合、あなたは仕事を楽しめるでしょうか?
独立起業して得たいと思っていたものが、果たして得られるのでしょうか?

せっかく独立起業をするのなら、残りの人生を盛大に楽しめるよう計画したいものです。
そのためにも、あなたが独立起業して得たいものと、FC本部のビジョンがある程度マッチするかの確認はしておきましょう。
確認するためには、あなた自身がある程度ビジョンを持っていないといけませんよね。