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脱サラしてワインのお店を開いた義父の開業エピソード

ワインとチーズのお店を経営する義理の父は、脱サラ組です。なぜ、サラリーマンを卒業して、独立開業しようと思ったのか、詳しく聞いてみました。

まず、どうしてサラリーマンを辞めてまでお店を持とうと思ったんですか?

前にね、よく通っていたワインの店があったの。僕はそこでワインを覚えた。それまでは、とりあえずビールが当たり前で、その後は焼酎とか日本酒を飲むこと以外知らなくて、お酒の味なんてわからなかった。ワインを語るときの独特の言い回しがあるでしょ?あれも苦手だったの。よくわからなかったし。でもね、そのお店のオーナーの話をいろいろ聞いているうちに、いつの間にかワインにハマってる自分がいた。
でもね、まだまだこれから勉強させてもらいたいっていうときに、そのお店は閉店することになったの。お店のワインは、ご主人が買い付けに行って仕入れていたんだけど、ご年配の方だったし、もう渡航する体力もないからっていう理由で閉店しちゃったんだ。その頃には僕はもう美味しいワインが無い人生なんて考えられないくらいだったから、だったら自分でやっちゃえ!と思って。

かなり思い切りの良い考えですね!経営についてのお勉強はしたんですか?

一応したけど、大部分は実際にお店を持ってからお客さんに勉強させてもらった感じだね。ワイン好きってね、1度お店を好きになってくれると長く通ってくれるものなんだよ。だから、お客様を裏切ることがないように自分が納得したワインだけを置くことだけは決めていた。良いワインと言われていても、納得できないものは置かないの。そのルールだけは今でも守っているよ。それが唯一のお店の経営方針かな。

家族は脱サラを反対しなかった?

最初は反対だったね。特に息子が。妻は好きなようにやればって言ってくれた。呆れてたけど。息子は、妻に迷惑をかけるようなことをするなって言ってたから、心配で反対したんだと思う。今ではお店にお客さんを連れて来てくれるけど、こうなるまでにはちょっと時間がかかったかな。

これから、お店をどうしていきたい?

今はワインとチーズがメインのお店だけど、これからはハムにも力を注ぎたい。ハムの知識はまだ少ないから勉強しないといけないけど、楽しいもんだよ。僕がサラリーマン時代にワインのことを教えてもらってワインファンになったように、ワインを好きになってくれる若い人を増やしたいというのも願いかな。今、若い人のお酒離れは顕著だって聞くけど、適量のお酒は人生を豊かにしてくれる、そのことを伝えていきたい。

最後に、独立して良かったと思う?

思うよ!雇われの人生じゃ味わえない経験を沢山させてもらってるから!夜遅いのがちょっとだけ辛いけど、好きなワインに囲まれて、趣味の合うお客さんと会話できるのも楽しいし、新しいワインの情報を聞くとワクワクするし!
会社に勤めることが当然の時代を僕たちは生きたけれども、これからはこんな風に柔軟に考えても良いんじゃない?