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元コックの料理教室オーナーの紆余曲折

料理を始めたきっかけはやっぱり母の味

小さい頃から母が作ってくれる料理が好きで、よく母を手伝っていました。今思うと手伝いにもなってなかったかもしれませんが、母は根気良く包丁の使い方を教えてくれたり、父のお弁当に入れる卵焼きを焼かせてくれたりしました。その頃からなんとなくコックさんになりたいと思っていました。

本格的に料理を目指すが、道は厳しい

進学のときも迷わず料理関係の学校を選択して、高校は調理科、大学では栄養学を学びました。そういう学校が通えるところにあったことは幸いでした。卒業後は、憧れだったコックになれたんです。だけど、女性が活躍できる調理場ってすごく限られているんですよね。カフェやスイーツのお店だったら女性も多いのですが、当時はそのようなお店自体少なくて、わたしはホテルの調理場に入ったんです。そこは想像していた以上に男性社会で、数年勤めても任せてもらえることは多くありませんでした。夢と現実のギャップを痛感しましたね。

料理教室の求人との出会いは友人

ちょうどその頃、大学で一緒だった友達から料理教室で働いてみない?と誘われたんです。彼女は卒業してからずっとその教室に勤めていたのですが、出産をきっかけに退職することになったんです。オーナーから誰か紹介してくれない?と言われて白羽の矢が立ったのがわたしでした。女性コックというお仕事に疑問を感じて毎日悩んでいたので迷わず飛びつきました。

生徒さんの熱心さに目が覚める

教室の生徒さんは、何かしら思いがあって通ってこられます。中には料理が苦手な方もいらっしゃるんです。苦手を克服するために、一生懸命包丁を握る姿には心を打たれるものがありました。
後ろ向きになっていた自分を奮い立たせてくれたのは料理が苦手な生徒さんだったんです。

料理教室に勤めながらも自分の教室を持ちたいと思った

この教室ではすごく楽しく働かせてもらったのですが、わたしがやりたいことと教室の方向性が変わってきたことを実感せざるを得ない出来事があったんです。わたしがやりたかったことは、料理が苦手で向上意識の高い生徒さんの力になることだったのですが、教室では料理を趣味のように考えている生徒さんを大事にして、ワンランク上の料理教室を目指そうということになったんです。珍しい食材を使って女性が気に入りそうなレシピを用意して、教室は女性の笑顔で溢れましたけど、わたしの心は既に違う方向を向いていました。

いよいよ自分の料理教室スタート!しかし、甘くはなかった

最初は、生徒さんがゼロの日もありましたし、1対1の日もありました。 知名度もなかったですし、集客の方法もわかっていませんでしたから。
生徒さんは、口コミで徐々に増えていったように思います。現在は料理が得意になりたい意欲が高い生徒さん、定年後に料理を始めた男性などから支持していただいています。

これからやっていきたいことは料理教室のオーナーになりたい生徒さんのお手伝い

料理が苦手だった生徒さんが、卒業されるときに自分も料理教室をやりたいとおっしゃることがあるんです。苦手なことを好きになった経験を活かして作られたお料理教室って本当に素敵だと思いますし、気持ちを分かち合えるって素晴らしいことですよね。是非、憧れを現実にして欲しいです。夢を叶えるためのお手伝いができたら、わたしも幸せです。